神戸市灘区六甲にて開業された眼科クリニックです。
灘区は国立神戸大学や日本一の進学校とも称される灘高校などがある文教地域で知られており今回の計画地も風情と趣きある落ち着いた雰囲気を感じました。入居するビルも歴史ある佇まいをしており眼科クリニックはそのビルの2階に位置します。
クライアントのドクターは長年神戸の基幹病院にて研鑽を重ね、その経験と技術を持って灘の地域に貢献したいという想いを持ち開業を決意されました。
今計画は風情ある街並みや建物との関係性を考慮し、街に寄り添ったクリニックを目指そうという方針をドクターと共有し新しいけれどどこか懐かしく温もりのある空間を設えました。
患者様を出迎える壁や受付を住宅の調度品家具のような素材と形状、色味に整えました。天井は一部躯体のコンクリートを表し建物の歴史を感じられるように考えました。釉薬のムラが大きい個性的な二丁掛けタイルが待合から検査室、診察室内の空間を温かく包み込み患者様に安らぎと居心地の良さを提供できるように計画しました。

受付
木の深みと柔らかな照明が、安心感を醸し出す落ち着いたレセプション空間。

受付・待合
木質パネルとファブリックの質感が織りなす、素材感豊かなレセプション空間。

待合
木の深みと柔らかな光が包み込む、落ち着いた待合空間。

検査室
明るく清潔な環境で、スムーズに検査を行える快適な検査スペース。

手術室
明るく整えられた空間で、精密な医療を支えるクリーンな手術室。

ディティール
木と布、タイルの質感が重なり合う、落ち着きと温もりに満ちたエントランスとディテール。

検査室
暗室の静寂とウッドパネルの質感が対比し、視線を奥の検査室へと導く空間構成。

待合
タイルの表情と木の温もりが重なり合う、穏やかな待合空間。