地域に長く親しまれてきた医院が、新たな世代へと引き継がれた。
その歩みを継承しながら、この地域にふさわしい「ひらかれた医院」を目指した。
外へと続く高天井の待合は、光と風を柔らかく取り込み、
軒先まで伸びる天井面が街とのつながりを感じさせる。
仕上げ材には木目や石目を想起させる素材を選び、自然の中にある穏やかさや落ち着きを空間の中に抽出した。
訪れる人が肩の力を抜き、
安心して身をゆだねられる場所として——
地域にやさしく開かれた、新しい医院のかたちを提案する。

外観
あたたかな照明と開かれたファサードが、訪れる人に安心感を与えるクリニックの夕景。

受付
明るく清潔感のある素材と落ち着いた照明で、来院者をやさしく迎える受付カウンター。

待合
柔らかな光が差し込み、静かにくつろげる待合スペース。

通路・中待合
木目と淡色素材のレイヤーが生む、静謐で心地よい動線空間。

診察室入口
柔らかな色調とわかりやすいサインが、落ち着いた診察室前の雰囲気をつくる。

診察室
素材のレイヤーと柔らかな照明が、静けさと温度感を両立した診察空間を構成する。

外観
空へ伸びる片流れ屋根が街並みに軽やかに溶け込む、やさしい佇まいのクリニック。