広がり、繋がり、浮遊感
手術室のみの分院になり、待合空間では、手術のレクチャーを行ったり、患者様のご家族が待つ空間となる。また、落ち着いた雰囲気を醸し出すような空間を意識し、医院っぽさを無くすことで、患者様の緊張感を和らげるように配慮した。
狭い待合空間を広く見せるため、鏡面素材を壁面やソファに使用した。受付部分や待合部分にゲートを配置し、繋がりや広がりを強調させた。ソファの台輪にも鏡面素材を使用し、座面に浮遊感を出し、軽やかな空間とした。
全体的な空間としては、白を基調に落ち着いた色味の素材や照明を合わせ、ホテルのラウンジのような雰囲気とした。
そうすることで、圧迫感や緊張感を和らげる医院とした。
受付・待合
受付・待合は暖色系を用いて落ち着いた雰囲気にして手術前のリラックスできるような空間を目指した。