Hospitarity
心療内科クリニック。ドライエリアからアクセスする地下のテナントは「階段を降りたら一安心」」「診療=根を育てる」「気軽に立ち寄る身近な存在」とのクリニックコンセプトから選ばれた。
ドライエリアは待合の連続と捉え、床壁を木板で覆い「訪れやすさ・安心感」を演出、来退院時の気持ちを切り替える大切な空間と位置付けている。
院内は心を整える居心地の観点から凹凸と陰影・色ムラ・グラデーション・自然素材などから空間を構成。梁型はベースライトの存在感を抑えつつ、天井から地下地中に漏れ落ちる光を演出、壁柱と合わせ形が根を暗喩しブランディングに寄与する。
待合では、不安から他の患者とに距離感がほしい、姿勢を保てずに寄りかかる、付き添い人と訪問するなど、心療内科特有の待ち時間に着目。ホスピタリティの観点から仕切壁、幅広のシート、スツールを兼ねたサイドテーブル、外部席を提案。
診察室・処置室ではデスクなど事務機器の硬さ冷たさといった印象を極力取り除き、空間の広がり・柔らかい光、小物のディスプレイなど少しでも安心して相談できる環境となるよう設えた。
また「角が取れて円に近づく=再生」の話題から、八角形をシンボルに据え、壁や家具の角を落とし、クリニックブランディングの一手とした。

受付
角が取れて円に近づく=再生」の話題から、八角形をシンボルに据え、壁や家具の角を落とし、クリニックブランディングの一手とした。

待合
待合では、不安から他の患者とに距離感がほしい、姿勢を保てずに寄りかかる、付き添い人と訪問するなど、心療内科特有の待ち時間に着目。