京都駅より徒歩7分の事務所ビル1階の計画。周辺環境は、ホテルも多く、人通り、車通りもある環境であった。全面道路に対してガラス張りだが、道路境界よりセットバックしており、かつ植木もあるので外との距離が程よくとれていると感じた。そのため、できるだけガラス面の透明部分をのこし、外からも内部が見え、ファサードの一部となるような内装をめざした。
施主からは洗練された無駄のないデザインを求められ、プラン的にはカウンセリングやオペ室など細かい個室が多く、入り組んだ平面計画となった。通路から見える個室の角をアールとし、いくつか連ねることで、入り組んだ形状を活かして小道のような演出を施した。
床・壁はワントーンでシンプルにまとめ、色味をベージュ系とすることで落ち着きのある洗練された空間を目指した。
中央の受付とカウンセリングルームを平面的にひとまとまりとし、素材、色味を変えて間接照明で照らすことでシンボリックな構成とした。また、間接照明は天井から照らすことで、ガラス面に視線隠しを施してもシンボリックな塊は外からも映えるよう工夫した。
外部の緑ごしにシンプルな内装が目をひく上品なクリニックを目指した。

外観
街に静かに溶け込む、洗練されたクリニックファサード。

手術室
清潔性と機能性を追求した、落ち着きのある手術室

処置室
落ち着いた色調と曲線で整えた、安心感のある診療動線

カウンセリング
落ち着いて向き合える、プライバシーに配慮したカウンセリングルーム