標榜の特性上、待合をオープンにしすぎないよう、一方で閉じすぎて入りにくくなら ないようにする工夫をした。躯体の大きな柱を利用し、待合と受付を分断しオープン 感を軽減しつつ、入り口正面にデザインタイルを施し正面の閉鎖感を軽減した。さら にレイヤー状になるように下がり壁と袖壁を設え、待合スペースを仕切った。

受付・待合
入口正面のデザインタイルが印象的でクリニックのアイキャッチとなっている

受付
受付エリアは間接照明を用いることで全体的に明るいイメージを与えている

受付ディスプレイ
縦ラインの間接照明によりディスプレイエリアに印象を与える

診察室
暖色系の配色により空間に居心地の良さを感じる