人で溢れた状態が苦痛でない状態を作るために、作業的に見えない空間の在り方を目指しました。
カフェのようなオープンキッチンの受付や自然な素材やスチールなど素材・装飾的なタイル、サインが
カフェのような様相を叶え、待たされ感をなくす工夫を施しています。

受付
眼科だとは一見分からないようなオープンカフェ風の受付。
床タイルが絨毯のようで居心地良い空間となる

待合
優しい色あいながらもブラックで一部引き締め、単調ではないデザイン性のある待合に

検査室
中待合として使用する椅子やテーブルをあえてカフェのように家具で用意し、ほっこりと緊張感の緩む検査スペースとなった

エントランス
天井までの入口透明ガラスで、院内と外の空間を繋げた。分かりやすい壁面サインで患者の迷いも生まれない

検査室入口
サイン壁面はブラックで統一。木目との相性が良く、検査室に入る緊張感を安らぎに変えてくれる入口へ

検査室
彩度の低いカラーで統一しながらもチェアに淡いカラーを入れ、かっこよさと優しさも兼ね備えた

検査室入口
奥へと続く空間を感じながらも、ディスプイレイとしても魅力的な店販ブース。天井の桝デザインともリンクさせている

中待合
木目とホワイトで統一しつつ、ソファ背面は艶感のあるタイルで魅力的な中待合に。
間接照明が温かい日光のように降り注ぐ

中待合
ブラックの扉に挟まれた中待合空間。床もグレートーンに合わせ、扉が開いていても個室ブースのように感じることができる

診察室
床はグレーながらも無機質にならない素材感のあるテクスチャを選び、家具は扉の木目と合わせ安心感のある検査室を目指した