クリニック+住宅住居を併設した眼科クリニックの新築計画。構造はRC壁式とし外断熱工法により断熱性を追求。1.2階はオペ室も備えるフルスペックの眼科クリニック、3階は居住空間。建物は白を基調とした清潔感漂うシンプルでスクエアなフォルムとし、3階の居住部分はプライバシー確保の為、外からは閉じ内からは開けた開放的な空間とし生活感を排除。クリニックと住居のそれぞれの機能を満たしつつハイレベルで居心地の良さを追求。

受付
患者が利用しやすい広々とした受付空間。受付後に待合へ行く動線が、室内から外へ出たかのような解放感を演出する

待合
天空からの光が降り注ぐ吹き抜け+ガラス張りの待合。2階には窓があり常時換気が可能に。

検査室
深いグリーンの床とデザイン性を持たせた照明計画が、公園で日光を浴びているかのように居心地の良さを与える

応接コーナー
ゆったり寛ぐことができる家具の配置を行い、柔らかな光の応接室とした

リカバリールーム
壁タイルやデザインが煌びやかな雰囲気を出しつつも落ち着きある回復室へ。術後の患者用にリクライニングソファを採用。

暗室
舞台上にいるかのような陰影が美しい眼科暗室。床に必要な明るさを与え、その反射光が空間全体に広がる照明計画に

居室
眼科クリニック内に設けた住居空間ー寝室。医院の雰囲気と合わせシンプルかつハイレベルなデザイン性と居心地の良さを追求した

院長室
書籍保管用の大容量の収納棚を取り付け、機能性を重視した個室に

診察室
細隙灯顕微鏡を備えた機能的で広がりのある眼科診察室

ルーフバルコニー
床面のウッドデッキと通路
からの柔らかい照明で、居心地の良さをバルコニーにも求めた